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基礎知識
表記の連続撮影時間と、実際に撮れる時間の差
1公称値は「条件がそろったとき」の数字
販売ページに書かれた連続撮影時間は、測定条件がメーカーごとに違います。低めの解像度、手ぶれ補正やWi-Fiを切った状態、画面を点けっぱなしにしない状態など、条件がそろった値であることが多く、そのままの時間として読むと足りなくなります。
実際に短くなる要因は積み上がります。高解像度・高フレームレート、手ぶれ補正、画面の常時点灯、Wi-Fi接続、それに発熱です。撮り続けると本体が温まり、機種によっては保護のために動作が制限されます。1日のイベントを1本のバッテリーでまかなう前提は立てないほうが安全です。
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2予備バッテリーとUSB給電、どちらで足りるか
移動しながら撮る場合は予備バッテリーが向きます。入れ替えるだけで復帰でき、ケーブルが体や機材に引っかかりません。掲載しているEnduroバッテリーは1900mAhが2個で、HERO13 Black用として案内されています。予備は世代で対応が分かれるため、手持ちの本体の型番と照らして選んでください。
一方、三脚に据えて長く回す、車内で撮る、といった動かない撮り方ならUSB給電が向きます。モバイルバッテリーから給電しながら撮れる機種であれば、バッテリーの本数を増やさずに時間を伸ばせます。ただし給電しながら撮ると本体が温まりやすく、防水のふたを開けることになるので、水辺では使えません。
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3寒い時期は、時間より先に「温度」を見る
気温が下がると電池は本来の容量を出しにくくなります。スキーや冬のツーリング、早朝の登山では、公称値のとおりに撮れないことを前提にしてください。低温対応をうたうバッテリーを選ぶ、予備は上着の内ポケットなど体温に近い場所で持ち歩く、といった対処で差が出ます。
撮影の合間に電源を切っておくのも有効です。待機のままでも電池は減っていくため、次に撮る場面が分かっているなら、そのときに入れ直すほうが結果的に長く撮れます。
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比較表
比較表
| 製品 | 公称の撮影時間 | 向いている使い方 | 補足 |
|---|---|---|---|
| DJI Osmo Action 5 Pro | 約240分(約4時間・販売ページ表記) | 長回し・据え置き撮影 | 掲載中で公称値が最も長い |
| Insta360 GO Ultra | 最長200分(販売ページ表記) | 身につけての歩き撮り | 本体とケースの併用条件を確認する |
| Insta360 X4 | 最長135分(販売ページ表記) | 360度で撮って後から切り出す | 2290mAhバッテリー |
| GoPro Enduro バッテリー2個セット | 1900mAh・2個(-10℃対応) | 半日以上の外出・寒い時期 | HERO13 Black用。世代を確認する |
選ぶ順番
撮れる時間が変わる3つの条件
- 1どの解像度・フレームレートで撮るか
公称の連続撮影時間は、多くが低めの解像度・省電力設定での値です。
くわしく
5.3Kや4K/120fpsのような設定で撮り続ければ、記録するデータ量も発熱も増え、表記より短くなります。ふだん使う設定を先に決めて、その設定での目安として読んでください。
- 2気温が低い場所で使うか
リチウムイオン電池は低温で性能が落ちます。
くわしく
冬のスキー場や早朝のツーリングでは、同じ機種でも撮れる時間が短くなる前提で考えてください。掲載しているGoProのEnduroバッテリーは-10℃の低温環境に対応と案内されており、寒い時期に使うならこうした表記のあるものを選ぶと差が出ます。
- 3途中で充電できるか
撮る時間の長さより、充電できるタイミングがあるかで必要な備えが決まります。
くわしく
車や休憩先で充電できるならUSB給電しながら撮れるかを確認するほうが安く済み、途中でコンセントに戻れないなら予備バッテリーが要ります。予備は世代ごとに対応機種が分かれるので、手持ちの本体の型番と照らしてください。
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連続撮影時間が確認できる掲載中のカメラ

DJI Osmo Action 5 Pro スタンダードコンボ
スローモーションを多用し、長めに回し続けたい人
- 前面と背面の2画面で構図を確認できる
- バッテリー1個あたり約4時間の駆動(販売ページ表記)
- センサー
- 1/1.3型
- 最大フレームレート
- 4K/120fps
- 防水
- 水深20m(ハウジングなし・メーカー公称)
- 連続撮影
- 約240分(約4時間・販売ページ表記)

Insta360 X4
撮るときは画角を決めず、あとから切り出したい人
- 前後のレンズで360度を撮り、編集で好きな画角を切り出せる
- 着脱式のレンズガードでレンズ面を保護できる
- 形式
- 360度カメラ
- 最大解像度
- 8K(360度)
- バッテリー容量
- 2290mAh
- 連続撮影
- 最長135分(販売ページ表記)
- 本体質量
- 約203g(メーカー公称)
向かない人撮影後の書き出し作業が前提のカメラです。撮ってそのまま使いたい人は横型のアクションカメラを選んでください。

Insta360 GO Ultra
首かけで長時間の歩き撮りをしたい人
- 首かけとマグネット装着の両方に対応した一人称視点向けモデル
- 水深10mの防水(販売ページ表記)
- 形式
- ウェアラブル・一人称視点
- 装着
- 首かけ・マグネット装着
- 防水
- 水深10m(販売ページ表記)
- 連続撮影
- 最長200分(販売ページ表記)

GoPro Enduro バッテリー2個セット HERO13 Black用 AEBAT-201
半日以上の外出や、寒い時期の撮影で電池切れを避けたい人
- HERO13 Blackに付属するバッテリーの交換用・予備として使える(販売ページ表記)
- -10℃の低温環境に対応(販売ページ表記)
- 容量
- 1900mAh
- 入数
- 2個
- 対応機種
- HERO13 Black(販売ページ表記)
- 低温対応
- -10℃(販売ページ表記)
向かない人HERO13 Black用として案内されているセットです。他の世代の本体で使う場合は、販売ページの対応機種表記をご確認ください。

GoPro HERO13 Black CHDHX-131
マウントやアクセサリーの選択肢が多い定番機を長く使いたい人
- 本体のみで水深10mの防水に対応(メーカー公称)
- メーカー公式ストアの出品で日本語説明書が付く
- センサー
- 1/1.9型
- 最大解像度
- 5.3K/60fps
- 防水
- 水深10m(ハウジングなし・メーカー公称)
- 本体質量
- 約159g(メーカー公称)
注意点
電池切れで撮り逃さないための確認点
- 連続撮影時間の表記は測定条件がメーカーごとに違います。そのままの時間として比較しないでください。
- 高解像度・高フレームレート、手ぶれ補正、画面の常時点灯、Wi-Fi接続はいずれも撮影時間を短くします。
- 低温環境では表記より短くなります。寒い時期に使うなら低温対応の表記を確認してください。
- 予備バッテリーは本体の世代ごとに対応が分かれます。販売ページの対応機種表記と手持ちの型番を照らしてください。
- 給電しながらの撮影では充電口のふたを開けることになるため、その状態では防水は成立しません。
よくある質問
アクションカメラのバッテリーのよくある質問
アクションカメラは何時間くらい撮れますか?
掲載中の公称値は最長135分から約240分まで幅があります。ただし低めの解像度・省電力設定での値であることが多く、高解像度で撮り続ければ短くなります。1日のイベントを1本でまかなう前提は立てないほうが安全です。
予備バッテリーは必要ですか?
途中で充電できるかで決めてください。半日以上の外出でコンセントに戻れないなら必要です。車や休憩先で充電できるなら、USB給電しながら撮れるかを確認するほうが安く済みます。
寒い場所だとどのくらい短くなりますか?
機種と気温によるため一律の数字はありませんが、リチウムイオン電池は低温で性能が落ちるため、公称値どおりには撮れません。低温対応の表記があるバッテリーを選び、予備は体温に近い場所で持ち歩いてください。
モバイルバッテリーで充電しながら撮れますか?
機種によります。給電しながら撮れる機種なら本数を増やさずに時間を伸ばせますが、充電口のふたを開けることになるため、その状態では防水は成立しません。水辺では使えない方法です。
予備バッテリーはどの機種のものでも使えますか?
使えません。同じメーカーでも世代ごとに対応が分かれます。販売ページに書かれている対応機種と、手持ちの本体の型番を突き合わせてから購入してください。
撮影中に本体が熱くなって止まりました。故障ですか?
高解像度で撮り続けると発熱し、保護のために動作が制限されることがあります。直射日光を避ける、撮影の合間に電源を切る、風の当たる場所に置くといった対処で起きにくくなります。繰り返すようならメーカーの窓口に相談してください。
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