
ドラム式
洗濯から乾燥まで続けて運転できます。縦型との差額はほぼ乾燥機構の代金なので、電気代ではなく干す作業の時間で回収する買い物になります。扉の前に約60cmの空きが要ります。
- 日立10kgの実売
- 206,477円・2026年9月5日確認
確認日つきの家電比較メディア
二択ガイド ─ 洗濯
同じメーカーの洗濯10kgで比べると、ドラム式206,477円に対し縦型126,454円で、差は約8万円です(2026年9月5日、各販売ページ確認)。この8万円は乾燥機構の代金なので、乾燥を使わない運用なら電気代では回収できません。回収するのは干す作業の時間です。まず乾燥を週に何回使うかを決めてください。
同メーカー・同容量10kgでドラム式と縦型の実売価格差は約8万円(2026年9月確認)。この差が何の代金なのかを、乾燥方式・設置寸法・手入れの回数から整理し、どちらの方式にするかだけを決めます。

洗濯から乾燥まで続けて運転できます。縦型との差額はほぼ乾燥機構の代金なので、電気代ではなく干す作業の時間で回収する買い物になります。扉の前に約60cmの空きが要ります。

乾燥機構ぶんの差額を払わずに済みます。同じ予算で容量や上位グレードに回せます。多い水でもみ洗いする方式で、泥汚れの多い衣類が毎週あるならこちらが素直です。
BASICS
当サイトが掲載している日立の洗濯容量10kgで比べると、ドラム式の BD-CX100PL-W が206,477円(楽天市場の販売ページ、2026年9月5日確認)、縦型の BW-V100P-W が126,454円(Amazon、同日確認)で、差は80,023円です。同じメーカー・同じ洗濯容量なので、この差はほぼそのまま「乾燥機構が付いているかどうか」の代金と考えられます。
ドラム式でも奥行を抑えた AQUA AQW-DMS10A-RK は179,190円(楽天市場、同日確認)で、縦型との差は52,736円まで縮みます。ドラム式のなかでも価格帯に5万円以上の幅があるため、「ドラム式は高い」と一括りにせず、候補にしている機種の実売価格で差額を出してください。価格は変動するので、購入前に販売ページの表示をご確認ください。
回収できません。ここは誤解されやすいところです。
電気代の差が生まれるのは、ドラム式のヒートポンプ乾燥と、縦型やドラム下位機のヒーター乾燥を比べたときです。縦型を「干す前提」で使うなら、そもそも乾燥の電気を使わないので、ドラム式のほうが電気を多く使います。8万円は電気代では戻ってきません。
差額に見合うかを判断したいなら、乾燥1回あたりの電気代を自分で出してください。計算式は、メーカーのカタログにある「乾燥時消費電力量(kWh)」×電気料金の目安単価31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)です。この数値は機種ごとにカタログの仕様表に載っているので、候補2機種ぶんを取ってきて比べられます。推定値ではなく、比べたい機種の公表値で計算してください。
乾燥を使わない前提なら、ドラム式を選ぶ理由は薄くなります。8万円の差額は乾燥機構の代金であり、使わなければその機構は動きません。同じ予算を縦型に回せば、より容量の大きい機種や上位グレードが選べます。
逆に、乾燥を毎日使うなら、8万円が買っているのは「干して取り込む作業の時間」です。1回の洗濯物を干して取り込むのに15分かかると仮定すると、週7回で年間約91時間になります。80,023円 ÷ 91時間 = 約880円/時間です。自分の1時間をこれ以上に見るなら差額は釣り合い、下回るなら釣り合いません。15分という数字は仮定なので、ご自宅の実際の作業時間に置き換えて計算し直してください。
機種によります。当サイト掲載機の公表寸法では、日立のドラム式 BD-CX100PL-W が奥行645mm、縦型の BW-V100P-W が奥行610mm で、差は35mmです。一方、AQUA の薄型ドラム AQW-DMS10A-RK は奥行598mm で、縦型より12mm浅くなります。「ドラム式は奥行が深いから置けない」は、薄型ドラムには当てはまりません。
寸法で本当に効くのは、本体そのものより開閉に必要な空間のほうです。ドラム式は扉を90度開くと、扉の先端が蝶番から扉の幅ぶん手前に張り出します。本体幅600mm前後の機種なら、前方に約60cmの空きが要る計算です。ここに洗面台や通路があると、扉が開ききりません。左開きか右開きかも設置場所に合わせて選びます(BD-CX100PL-W は左開き、AQW-DMS10A-RK は右開きです)。
縦型は本体高さが BW-V100P-W で1000mm です。この上にふたを開いた高さが加わるので、上の棚や蛇口の高さと干渉しないかを確認します。ふたを開けた状態の高さはメーカーが別途公表しているので、その数値で見てください。
判断軸は世帯人数ではなく、干すスペースがあるかどうかです。
干せるベランダや室内スペースが確保できるなら、乾燥機構のない縦型で成立します。ワンルームで干す場所が居住スペースを占める、日中に外干しできない、といった条件なら、洗濯量が少なくてもドラム式が候補に入ります。ただし単身向けの小容量帯はドラム式の選択肢が少なく、設置寸法の制約も厳しくなるため、置き場所の寸法を先に測ってから方式を決めてください。
世帯人数で効いてくるのは方式ではなく容量です。容量ごとの機種比較は洗濯機の比較記事にまとめています。
洗浄の仕組みが違います。縦型は多い水量で衣類どうしをこすり合わせるもみ洗い、ドラム式は少ない水量で持ち上げて落とすたたき洗いです。水量を多く使う縦型のほうが、泥のような固形の汚れを落とす方式としては素直です。日常着中心なら方式による差は実用上小さくなります。当サイトは実機での洗浄テストをしていないため、ここは各社が公表している洗浄方式の説明にもとづく整理で、落ち具合を比較したものではありません。
カビ対策は、どちらの方式でも「使用後にふた・扉を開けて乾かす」「定期的な槽洗浄」が基本です。ドラム式では扉のパッキン内側に水と糸くずがたまるため、拭き取りが1工程増えます。ここを続けられるかは、方式選びの実質的な条件です。
ドラム式で乾燥を使う場合、乾燥フィルターの掃除は運転ごとに発生します。取扱説明書でも毎回の手入れが指定されているのが一般的です。これを怠ると乾燥時間が伸び、消費電力量も増えます。前の項の電気代の計算はフィルターが清潔な前提の数値なので、手入れをしない運用ではその通りになりません。
縦型は糸くずフィルターの掃除と、月1回程度の槽洗浄が中心です。作業の回数は少なくなります。
購入前に取扱説明書(各メーカーがPDFで公開しています)の「お手入れ」の章を見て、掃除箇所が手前から手の届く位置にあるか、自動洗浄がどこまでを対象にしているかを確認してください。
上から順に、当てはまった時点で止めてください。①乾燥を週3回以上使いたい→ドラム式。②扉が開く前方に約60cmの空きが取れない、または搬入経路が通らない→縦型。③本体予算が13万円前後まで→縦型(同容量のドラム式との差は約5〜8万円)。④泥汚れの多い衣類が毎週ある→縦型。⑤どれにも当てはまらない→干す時間を1時間880円以上と見るならドラム式、下回るなら縦型。
方式が決まったら、容量とグレードの選定は洗濯機の比較記事へ、乾燥機能の中身を詰めるなら洗濯乾燥機の比較へ進んでください。
QUICK COMPARISON
| 比較軸 | ドラム式 | 縦型 | 判断の目安 |
|---|---|---|---|
| 本体価格(同メーカー10kg) | 206,477円(日立 BD-CX100PL-W) | 126,454円(日立 BW-V100P-W) | 差は80,023円。2026年9月5日の販売ページ表示です。 |
| 乾燥の有無と方式 | ヒートポンプ乾燥が上位機の主流 | 乾燥なし、または多くはヒーター式 | 乾燥を週何回使うかで、この差額の意味が決まります。 |
| 乾燥容量 | 洗濯10kgに対し乾燥5.5kg(BD-CX100PL-W) | 乾燥なし機は0 | 洗濯容量と乾燥容量は別です。乾燥側の数値で比べます。 |
| 洗濯時の水量 | 少ない水でたたき洗いする設計 | 多い水でもみ洗いする設計 | カタログの標準使用水量に、検針票の1m³単価を掛けて計算します。 |
| 本体の奥行 | 645mm(日立)/598mm(AQUA薄型) | 610mm(日立) | 「ドラムは深い」は機種次第で、薄型は縦型より浅くなります。 |
| 開閉に必要な空間 | 前方に扉幅ぶん(本体幅600mm級なら約60cm) | 上ぶたを開けた高さ(本体高さ1000mm+α) | 防水パン内寸ではなく、開けた状態で測ります。 |
| 扉の向き | 左開き・右開きが機種で固定 | 上開きのみ | ドラム式は設置場所の壁と動線に合わせて選びます。 |
| 手入れの回数 | 乾燥フィルターは運転ごと+パッキン拭き取り | 糸くずフィルター+月1回程度の槽洗浄 | 続く頻度かを、取扱説明書の「お手入れ」で確認します。 |
HOW TO DECIDE
週に何回、洗濯機で乾燥まで終わらせたいかを先に決めます。ここが決まらないと価格差の意味が決まりません。
防水パンの内寸だけでなく、奥行、扉が開いたときの張り出し、上ぶたを開けた高さ、搬入経路の幅を測ります。
乾燥を使う機種は乾燥フィルターの掃除が運転ごとに発生します。続けられる頻度かを確認します。
PR ─ 掲載商品・広告リンクを含みます
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。価格・在庫は販売ページでご確認ください。

洗濯から乾燥まで省スペースで済ませたい家庭
左開きです。右側に壁がある置き方だと洗濯物を出し入れしにくくなります。設置前に開き方向を確認してください。本体幅600mmに対して外寸は幅638mmあるので、防水パンの内寸と蛇口の高さを先に測る必要があります。乾燥は5.5kgまでで、洗濯10kgぶんを一度に乾かすことはできません。

乾燥より洗浄力と大容量を優先する家庭
乾燥機能のない全自動縦型です。洗濯物を乾燥まで一台で終わらせたい人には向きません。乾燥まで要るなら同じ日立の BW-DV80M-W かドラム式を見てください。本体幅570mmに対して外寸は幅608×奥行610mmで、高さ1000mmあるため蛇口の位置によっては入りません。

奥行を抑えたドラム式を探している家庭
右開きです。左側に壁がある置き方には向きません。乾燥は5kgまでで、洗濯10kgぶんを一度に乾かすことはできません。奥行598mmと浅い設計ですが、幅595×高さ943mmは防水パンと蛇口の高さの制約を受けます。お湯洗いに対応する一方、給湯を使うと水道・ガス代は別に増えます。
CAUTIONS
FAQ
同じメーカーの洗濯10kgで比べると、日立のドラム式206,477円に対し縦型126,454円で、差は80,023円です(2026年9月5日、各販売ページ確認)。奥行を抑えたAQUAの薄型ドラム179,190円と比べると差は52,736円まで縮みます。ドラム式のなかでも5万円以上の価格幅があるため、候補機種の実売価格で差額を出してください。
できません。縦型を干す前提で使うなら乾燥の電気を使わないため、ドラム式のほうが電気を多く使います。差額が買っているのは干す作業の時間です。1回15分と仮定して週7回なら年間約91時間で、80,023円÷91時間=約880円/時間になります。この時間単価をどう見るかで判断してください。
カタログの「乾燥時消費電力量(kWh)」に、電気料金の目安単価31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会)を掛けます。推定値ではなく、比べたい機種の公表値で計算できます。乾燥フィルターの手入れを怠ると消費電力量は増えるため、公表値は手入れをしている前提の数字です。
機種によります。当サイト掲載機の公表値では日立のドラム式が奥行645mm、日立の縦型が610mm、AQUAの薄型ドラムが598mmで、薄型ドラムは縦型より浅くなります。奥行より効くのは扉の開閉空間で、ドラム式は前方に扉幅ぶん(本体幅600mm級なら約60cm)の空きが必要です。
世帯人数ではなく、干すスペースが確保できるかで決まります。干せる場所があるなら縦型で成立します。ワンルームで干す場所が居住スペースを占める、日中に外干しできないといった条件ならドラム式が候補です。ただし小容量帯はドラム式の選択肢が少ないため、置き場所の寸法を先に測ってください。
乾燥機能付きの縦型もありますが、多くはヒーター式です。乾燥時消費電力量がドラム式のヒートポンプ乾燥と異なるため、両方の機種のカタログ値を31円/kWhで換算して比べてください。乾燥容量も洗濯容量より小さく設定されています。
縦型は多い水量でのもみ洗い、ドラム式は少ない水量でのたたき洗いという方式の違いがあり、泥のような固形汚れには水量の多い縦型のほうが方式として素直です。日常着中心なら方式による差は小さくなります。当サイトは実機での洗浄テストを行っていないため、これはメーカー公表の洗浄方式にもとづく整理です。
乾燥をほとんど使わない場合、扉の開閉空間や搬入経路の確認が足りなかった場合、乾燥フィルターの掃除が運転ごとに発生することを想定していなかった場合です。この3つが問題にならない条件なら、差額は干す時間の削減として使われます。
メーカーが公表している設計上の標準使用期間で確認してください。方式そのものより、乾燥フィルターや糸くずフィルターの手入れが続くかどうかが、使える期間に影響します。当サイトは実機の耐久検証を行っていないため、体感の耐久性については述べていません。
比べる順番は①乾燥を週に何回使うか、②設置寸法(奥行と扉の開閉空間、上ぶたを開けた高さ)、③本体予算、④泥汚れの量の4つです。洗濯容量と乾燥容量は同じではないため、乾燥まで使うなら乾燥側の容量で比較してください。
METHOD
メーカー・販売店が公開する型番、容量、寸法、機能を確認し、購入前の判断順に編集しています。実機を試していない商品を「検証済み」とは表記していません。
NEXT