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加湿器の
手入れ

毎日やるのは水の入れ替えだけです。継ぎ足さず、残った水を捨ててから入れ直します。タンクとトレーの洗浄は定期的に、加湿フィルターは消耗品として交換します。白い塊は水道水のミネラル分で、酸性のクエン酸側で落とします。

加湿器の手入れを、毎日やることと定期的にやることに分けて整理します。水を継ぎ足さない理由、方式ごとに変わる清掃の中身、白い塊が付いたときの落とし方、シーズンの終わりにしまう手順までまとめました。

くらし選び帖編集部公開 2026年9月8日更新 2026年9月9日掲載 3商品

毎日やるのは水の入れ替えだけです。継ぎ足さず、残った水を捨ててから入れ直します。タンクとトレーの洗浄は定期的に、加湿フィルターは消耗品として交換します。白い塊は水道水のミネラル分で、酸性のクエン酸側で落とします。

BASICS

方式で手入れの中身が変わる

水の扱いがいちばん効く

加湿器の手入れで最も効果があるのは、水を毎日入れ替えることです。手間としては小さいのに、内部の汚れ方が変わります。逆に、この1つを飛ばして週末にまとめて洗う運用にすると、洗う手間のほうが増えます。

使う水は水道水が推奨されている機種がほとんどです。浄水器を通した水やミネラルウォーターは、消毒成分が抜けているぶん雑菌が増えやすくなります。取扱説明書で指定されている水を使ってください。

しばらく使わないときは、タンクを空にして乾かしてください。水を入れたまま数日放置するのが、においの出る典型的な原因です。

  • 残った水を捨ててから入れているか
  • 指定された水を使っているか
  • 使わない日はタンクを空にしているか

においが出たときに見る順番

まずタンクの内側を触ってみてください。ぬめりがあれば、そこが原因です。次に受け皿(トレー)、最後に加湿フィルターの順で見ます。フィルターは絞らず、取扱説明書の指定に従って洗ってください。

洗っても取れないにおいは、フィルターの交換時期が来ている合図です。交換の目安はメーカーが示しています。においが出てから交換するのではなく、目安の期間で替えるほうが結果的に楽になります。

本体から出る風のにおいと、部屋のにおいは別のこともあります。加湿器を止めてもにおうなら、原因は別にあります。

  • タンクの内側にぬめりが無いか
  • フィルターの交換時期を過ぎていないか
  • 止めてもにおうかを確かめたか

シーズンの終わりにやること

使い終わったら、タンク・トレー・フィルターを洗い、完全に乾かしてからしまいます。水分が残ったまま箱に入れると、次のシーズンに開けたときににおいます。

乾かす時間は1日では足りないことがあります。分解できる部品は外して、風の通る場所に置いてください。

しまう前にフィルターの状態を見て、次のシーズンに交換が要りそうなら、そのときに型番を控えておくと秋に探し直さずに済みます。

QUICK COMPARISON

比較表

頻度やること理由注意
毎日水を入れ替える残った水を捨ててから入れる継ぎ足しをしない
週に一度ほどタンクとトレーを洗うぬめりが出る前に取扱説明書の手順に従う
ひと月に一度ほど白い塊を落とす水道水のミネラル分クエン酸洗浄が可能な機種のみ
シーズンごと加湿フィルターを交換消耗品として交換時期がある機種ごとの型番で買う

HOW TO DECIDE

加湿器の手入れは何を、どの頻度で?

  1. 1
    毎日やるのは水の入れ替えだけ

    タンクに残った水をそのまま使い続けると、内部で雑菌が増える原因になります。使う前に残りを捨て、新しい水を入れてください。継ぎ足しはしないでください。これだけは毎日必要で、逆にこれ以外は毎日やらなくても構いません。

  2. 2
    洗う場所は方式で変わる

    気化式とハイブリッド式は加湿フィルターがあり、そこに水を通します。スチーム式はヒーターで沸かすので、フィルターの代わりに加熱部に水あかが付きます。超音波式は水を細かい霧にして飛ばすため、タンクの中の汚れがそのまま部屋へ出ます。自分の機種がどの方式かを取扱説明書で確認してから、洗う場所を決めてください。

  3. 3
    白い塊はクエン酸側で落とす

    受け皿やフィルターに付く白い塊は、水道水に含まれるミネラル分が固まったものです。アルカリ性の洗剤では落ちません。酸性のクエン酸を使いますが、機種によってはクエン酸洗浄を認めていません。取扱説明書に手順が書かれている場合だけ行ってください。

  4. 4
    フィルターは消耗品として買い替える

    加湿フィルターは洗っても元に戻りません。メーカーが交換の目安を示していて、機種ごとに型番が決まっています。シーズン前に手配しておくと、途中で加湿量が落ちたまま使い続けることを避けられます。

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手入れの量から加湿器を選ぶ

象印 EE-DF50-WA
スチーム式・4.0L

象印 EE-DF50-WA

手入れの手間を減らし、清潔さを最優先したい家庭

  • スチーム式
  • プレハブ13畳・木造8畳
  • タンク4.0L・加湿フィルター不要
  • 適用畳数:木造8畳・プレハブ13畳
  • 本体寸法:240×365×275mm
  • 消費電力:410W(加湿時)
  • 湯沸かし立ち上げ時:985W

加湿中410W、湯沸かしの立ち上げ時は985Wを使います。電気代を抑えたい人には向きません。沸騰させた蒸気で加湿する方式なので吹き出し口が熱くなり、小さな子どもやペットが触れる場所には置けません。消費電力を優先するなら、同じ記事の気化式パナソニック FE-KXY05-W(11W)のほうが条件が合います。

ダイニチ HD-RXC700C-W
ハイブリッド式・19畳

ダイニチ HD-RXC700C-W

静かさと加湿量のバランスを取りたい人

  • ハイブリッド式(温風気化)
  • プレハブ19畳・木造12畳
  • 加湿フィルターの交換が必要
  • 適用畳数:木造12畳・プレハブ19畳
  • 本体寸法:幅375×奥行210×高さ375mm
  • 消費電力:310W(ターボ時)
  • 標準・ecoモード:標準290W/eco18〜20W

加湿フィルターの交換が要る方式です。消耗品を買い足したくない人には向きません。ターボ運転は310Wで、標準290W・eco18〜20Wと運転モードで消費電力が15倍以上変わるため、静音・省エネで使うなら加湿量も落ちる前提で選んでください。木造12畳・プレハブ19畳が上限です。

カネヨ石鹸 ナチュラル暮らし クエン酸 1kg
酸性側の1本

カネヨ石鹸 ナチュラル暮らし クエン酸 1kg

加湿器・電気ケトル・トイレの水まわりに使いたい人

  • 1kgで880円。セスキとは逆の酸性で、落とせる汚れが違う
  • 粉末タイプ。原産国は日本
  • 水垢のように白く固まった汚れは、アルカリ性ではなくこちら側

使えない素材があります。加湿器や電気ケトルに使う前に、本体の取扱説明書でクエン酸洗浄が認められているかを確認してください。

CAUTIONS

使い始めとしまう前に確認すること

  • 水は毎日入れ替え、継ぎ足しをしないでください。
  • クエン酸洗浄を認めていない機種があります。取扱説明書に手順の記載がある場合だけ行ってください。
  • 使う水は取扱説明書の指定に従ってください。浄水やミネラルウォーターを避けるよう案内している機種があります。
  • 加湿フィルターは洗っても元には戻りません。メーカーが示す交換の目安に従ってください。

FAQ

加湿器の手入れのよくある質問

加湿器の水は毎日替えないといけませんか?

替えてください。残った水に継ぎ足すと、内部で雑菌が増える原因になります。使う前に捨てて入れ直すのが基本です。

加湿器に付く白い粉は何ですか?

水道水に含まれるミネラル分が固まったものです。酸性のクエン酸で落としますが、クエン酸洗浄を認めていない機種もあるので取扱説明書を確認してください。

加湿器にミネラルウォーターを使ってもよいですか?

多くの機種は水道水を指定しています。消毒成分が抜けた水は雑菌が増えやすいためです。取扱説明書の指定に従ってください。

加湿フィルターはいつ交換しますか?

メーカーが示す交換の目安に従ってください。洗っても加湿量が戻らない、においが取れない場合も交換の合図です。

METHOD

この記事の作り方

メーカー・販売店が公開する型番、容量、寸法、機能を確認し、購入前の判断順に編集しています。実機を試していない商品を「検証済み」とは表記していません。

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