基礎知識
体調を崩す前に準備しておきたいこと
1寝込む前に用意する理由
体調不良で買い物が難しいときに備え、普段食べ慣れた食品を用意します。ここで示す数量は買い物リストの一例で、必要な栄養量や回復までの日数を示すものではありません。
備蓄は防災用と兼ねることもできます。常温で半年以上保つ食品を中心に選び、賞味期限が近くなったら普段の食事で消費して入れ替えます。
買う前の確認0 / 7
2水分補給が最優先
経口補水液は、製品の表示で対象とされる脱水状態で用いる食品です。発熱や発汗だけを理由に一律に飲むものではありません。利用するかは医師などに相談してください。
スポーツドリンクと経口補水液は成分や用途が異なります。脱水時の対応として自己判断で置き換えず、製品表示と医療者の指示を確認します。
普段飲み慣れた水やお茶も備えます。必要な飲水量は体調や持病によって異なります。水分制限の指示がある場合は、その指示に従ってください。
3食べやすさで選ぶ食品
加熱せずに食べたい場合は、パッケージで「そのまま食べられる」ことを確認します。常温保存できることと、加熱不要で食べられることは別です。パックごはんなど、加熱が必要な製品もあります。
ゼリー飲料も、起き上がって安全に飲み込める状態で少しずつ取ります。むせる、飲み込めない、水分を保てない場合は無理に飲食せず、医療機関に相談してください。
インスタント味噌汁は、お湯を沸かす余裕があるときに温かい汁物を取れます。含まれる具材や塩分は製品ごとに異なります。栄養表示と食事制限の指示も確認してください。
4買い物に行けないときの代替手段
備蓄が尽きそうなときは、ネットスーパーや宅配サービスを使います。体調を崩してから初めてアプリを登録するのは大変なので、元気なうちにアカウントを作り、配達先の登録まで済ませておきます。
職場や友人に助けを頼めるなら、必要なものをリストにして送ると相手も動きやすくなります。「水2リットル×2本、おかゆ3パック、ゼリー飲料4個」のように具体的に伝えます。
比較表
比較表
| 種類 | 特徴 | 買い置きの例 | 注意 |
|---|---|---|---|
| 経口補水液 | 水分と電解質を素早く補給できる | 必要性を医療者に確認 | 対象となる脱水状態は製品表示で確認 |
| ゼリー飲料 | 調理不要。含まれる栄養成分は表示で確認 | 3〜5個 | 食べられるときの選択肢。食事全体の代わりとは限らない |
| レトルトおかゆ | 加熱不要と表示された製品を選ぶ | 3〜5食分 | 封を開ける前にパッケージを確認 |
| インスタント味噌汁 | お湯を注ぐだけで温かい汁物が取れる | 5〜10食分 | お湯を沸かす余裕がある前提 |
選ぶ順番
備蓄食品を選ぶ順番
- 1水分補給
普段飲む水やお茶を備える。
くわしく
経口補水液の必要性は医師などに相談する
- 2エネルギー補給
ゼリー飲料など、普段食べ慣れた調理不要の食品を選ぶ
- 3食事の代替
加熱不要の食品と、お湯・電子レンジが必要な食品を分ける
- 4のどが痛いとき
ゼリー飲料・プリン・ヨーグルト(常温保存可能なもの)
注意点
食品と飲料を選ぶときの注意点
- この記事は体調不良時の食品備蓄を案内するもので、「免疫力を高める食品」や「風邪を治す食べ物」を推奨するものではありません。
- 経口補水液は病者用の食品です。普段の水分補給用ではありません。製品が対象とする脱水状態を確認し、医師・管理栄養士・薬剤師などに相談して使用してください。
- 持病がある方や薬を服用している方は、備蓄する食品や飲料について事前にかかりつけ医に確認してください。
よくある質問
食品備蓄についてよくある質問
経口補水液とスポーツドリンクの違いは?
経口補水液は脱水状態に応じて用いる病者用の食品で、スポーツドリンクとは用途が異なります。普段の水分補給用ではなく、食事制限のある方は特に医師などに相談してください。
レトルトおかゆは温めなくても食べられますか?
製品によって異なります。保存温度だけで判断せず、パッケージの調理方法で加熱が必要か確認してください。
何日分くらい用意すればいいですか?
買い物に行けない期間を想定し、普段の消費量と支援・配達の利用しやすさに合わせて用意します。症状が続く日数を予測する目安ではありません。
出典
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