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停電でうちの冷蔵庫は何時間もつのか|ポータブル電源の容量を時間に換算する
この記事はプロモーションを含みます。リンクから購入されると当サイトに報酬が支払われますが、価格や条件は変わりません。

台風で停電したとき、最初に気になるのは冷蔵庫です。中身はいつまで保つのか、開けていいのか、そもそも電気が戻るのはいつなのか——復旧の見込みが分からないまま、判断だけを迫られます。
この不安を減らす方法は2つあります。ひとつは開けないこと。もうひとつは、冷蔵庫を動かし続けられる電源を用意しておくことです。後者を担うのがポータブル電源で、本体にバッテリーを内蔵し、停電時やアウトドアでコンセントの代わりに他の家電へ給電する機器です。
ただ、製品ページに並ぶのは「512Wh」「1024Wh」といった数字ばかりで、それが自分の家で何時間分なのかは書かれていません。この記事では、その数字を家電ごとの「動かせる時間」に換算し、そのうえで EcoFlow(エコフロー)の公式ストアで何を確認すればよいかを整理します。
ポータブル電源は「コンセントの持ち歩き」に近い
ポータブル電源は、内部に蓄えた電気を家庭用コンセントと同じ形(交流100V)で取り出せる機器です。乾電池やモバイルバッテリーと違い、家電のプラグをそのまま挿して使えるのが特徴で、停電中の冷蔵庫、照明、扇風機、電気毛布、通信機器の電源になります。
注意したいのは、これは発電機ではなく蓄電池だという点です。使い切れば止まりますし、次に備えるには充電し直す必要があります。逆に言えば、燃料を燃やさないので排気ガスが出ず、屋内で使えます。
- できること:コンセント式の家電へ給電する、USB機器を充電する、車内や屋外で使う
- できないこと:発電(電気を作る)、燃料での連続運転、定格出力を超える家電の運転
- 備えるうえでの前提:使う前に充電されていること
容量(Wh)を「何時間動くか」に置き換える
ポータブル電源の容量は Wh(ワットアワー)で表されます。家電の消費電力は W(ワット)です。単位がつながっているので、次の式でおおよその稼働時間が出ます。
稼働時間(時間) = 容量(Wh) ÷ 家電の消費電力(W) × 0.8
0.8 を掛けているのは、直流の電気を家庭用の交流100Vに変換する際などに損失が出るためで、表示容量をそのまま使い切れるわけではないという意味です。以下は1,000Whのポータブル電源を想定した目安です。家電側の消費電力は一般的な数値で、実際の値は機種・設定・室温・使用状況で変わります。ご自宅の家電の消費電力は、本体の銘板か取扱説明書で確認してください。
| 冷蔵庫(年間消費電力量300kWh級 = 平均約34W) | およそ23時間(※圧縮機が動いたり止まったりするため、平均値での概算) |
|---|---|
| LEDシーリングライト 約30W | およそ26時間 |
| 扇風機 約20W(当サイト掲載機の実測仕様は14〜32W) | およそ40時間 |
| 電気毛布 約50W(同40〜55W) | およそ16時間 |
| ノートパソコン 約45W | およそ17時間 |
| スマートフォンの充電 1回あたり約15Wh | およそ50回分 |
必要な容量は「何を何時間」から逆算する
先に容量を決めてしまうと、多すぎて重いか、少なすぎて足りないかのどちらかになります。順番は逆で、停電中に動かしたい家電と時間を先に決め、その合計に余裕を足すと必要容量が出ます。
たとえば「冷蔵庫を丸一日(約34W×24時間=約820Wh)と、スマホ2台の充電(約30Wh)」なら、必要なのは約850Wh。変換の損失を見込むと、1,000Wh台の機種が候補になります。逆に、停電中にスマホと照明だけ確保できればよいのなら、数百Wh台で足りることになります。
もうひとつ見るべきなのが定格出力(W)です。容量が足りていても、定格出力を超える家電はそもそも動きません。電子レンジ・ドライヤー・電気ケトル・エアコンのような発熱を伴う機器は消費電力が1,000Wを超えることが多く、対応の可否は必ず機種ごとの仕様で確認してください。
- 動かしたい家電を書き出す(消費電力Wを銘板で確認)
- それぞれ何時間動かしたいかを決める
- W×時間を合計する(=必要なWh)
- 変換損失を見込んで2割ほど上乗せする
- いちばん消費電力の大きい家電が、機種の定格出力に収まるか確認する
発電機とは何が違うのか、置きっぱなしでいいのか
停電対策として発電機を検討する人もいますが、性質がかなり違います。ガソリン式の発電機は燃料がある限り発電できる一方、排気に一酸化炭素を含むため屋内や車内では使えず、燃料の保管や定期的な始動といった管理も必要です。ポータブル電源は蓄電池なので排気が出ず、屋内でそのまま使えます。代わりに、蓄えた分を使い切ったらそこで終わりです。
「買って置いておけばいい」わけではないのは、この点に関わります。バッテリーは保管中も少しずつ自己放電するため、いざというときに残量が少ないという事態が起こり得ます。数か月に一度は残量を確認して充電し、台風の接近が分かった時点で満充電にしておく——この習慣まで含めて備えになります。
動作音については、機種と使い方によって変わるため、当サイトでは測定していません。冷却ファンが回る条件や騒音値の表記は、購入前に機種ごとの製品ページで確認してください。
- 屋内で使えるか:ポータブル電源は排気が出ないため使える。燃焼式の発電機は屋内・車内で使わない
- 燃料の保管:ポータブル電源は不要
- 動く時間:ポータブル電源は蓄えた容量まで。使い切ったら再充電が必要
- 保管中の手入れ:数か月に一度の充電。台風接近時は満充電に
EcoFlow の公式ストアで確認できること
EcoFlow(エコフロー)は、ポータブル電源を公式オンラインストアで直接販売しているメーカーです。以下は公式に確認できる範囲の情報です。金額・在庫・仕様は変わるため、最新の表記は公式ストアでご確認ください。
日本仕様として、家庭用コンセントと同じ正弦波の100V出力に対応し、50Hz/60Hzのどちらの地域でも使えます。ラインアップは大きく2系統で、大容量・高出力のDELTAシリーズと、持ち運びやすいコンパクトなRIVERシリーズがあります。容量帯は210Whから3600Whまで幅があるので、前の章で出した必要Whを持って選ぶと、候補が絞れます。
| 販売 | EcoFlow公式オンラインストア(日本語) |
|---|---|
| 出力 | 正弦波・100V、50Hz/60Hz対応 |
| ラインアップ | DELTAシリーズ(大容量・高出力)/RIVERシリーズ(コンパクト) |
| 容量帯 | 210Wh〜3600Wh |
| 保証 | 2年間の製品保証 |
| 配送 | 無料配送 |
購入するときの注意点
ポータブル電源は買ったあとに構成を変えにくい買い物です。増設バッテリーや専用ケーブルの対応は機種ごとに決まっているので、あとから容量を足したい可能性があるなら、その対応可否を先に見ておいてください。
購入は日本語の公式オンラインストアで行ってください。保証やサポートの窓口が販路によって変わることがあり、価格だけを見て別の経路で買うと、条件が合わなくなることがあります。
- 定格出力を超える家電(電子レンジ・ドライヤー・電気ケトル・エアコンなど)は動かせないことがある
- 増設バッテリーや周辺機器の対応は機種ごと。購入後の構成変更に注意
- 日本語の公式オンラインストアで購入する
- 高温の車内や直射日光の当たる場所に置きっぱなしにしない
まとめ
ポータブル電源選びでつまずくのは、Whという単位が生活の実感とつながっていないからです。容量÷消費電力×0.8で「何時間動くか」に直し、動かしたい家電と時間から必要なWhを逆算する。この順番で見れば、必要以上に大きい機種も、足りない機種も避けられます。
台風は接近が事前に分かる災害です。備えるなら、実際に必要になる前に手元へ届き、満充電にしておける時期に動かしてください。
よくある質問
ポータブル電源の容量は何時間動く計算になりますか?
容量(Wh)÷ 消費電力(W)× 0.8 でおおよその時間が出ます。0.8は変換の損失を見込んだ目安です。
必要な容量はどう決めればよいですか?
動かしたい家電と、動かしたい時間から逆算します。この順番で見ると、必要以上に大きい機種も、足りない機種も避けられます。
発電機とは何が違いますか?
ポータブル電源は燃料を燃やさないため、屋内でも使えます。使う前に充電しておく必要がある点が発電機と違います。
いつ買っておけばよいですか?
台風は接近が事前に分かります。実際に必要になる前に手元へ届き、満充電にしておける時期に動いてください。