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入門ガイド ─ スマートホーム

スマートホームは
何から始める

1台目はスマートリモコンです。いま家にある赤外線家電(エアコン・テレビ・照明)をそのまま使えるようになり、家電を買い替えずに済みます。2台目はスマートプラグで、赤外線リモコンのない家電を入切できるようにします。カメラは「留守中に何を見たいか」が決まってからで構いません。

スマートホームを何から始めればよいかを、シーン別に整理します。1台目はスマートリモコン、2台目はスマートプラグ、カメラは目的が決まってからという順序と、それぞれで確認しておくことをまとめました。

くらし選び帖編集部公開 2026年7月23日更新 2026年9月8日掲載 3商品
スマートリモコン(1台目)を表す画像
1台目

スマートリモコン

いま家にある赤外線家電(エアコン・テレビ・照明)をそのまま使えるようになり、家電を買い替えずに済みます。

目安
5,980円から
スマートプラグ(2台目)を表す画像
2台目

スマートプラグ

赤外線リモコンのない扇風機や電気毛布を、コンセントの入切で動かせるようにします。

目安
1,400円から

BASICS

スマートホームの始め方|置き換えるものと、足すもの

始める前に、家の家電を3つに分ける

スマートホームで扱えるかどうかは、家電の操作方法で決まります。まず家の家電を、①赤外線リモコンがあるもの、②リモコンはないがコンセントの入切で動くもの、③本体のボタンでしか動かないもの、の3つに分けてください。

①はスマートリモコンの担当、②はスマートプラグの担当です。③はどちらでも動かせないので、本体を買い替えるしかありません。この仕分けを先にやると、何を買えばよいかがそのまま決まります。

注意したいのは②の判断です。コンセントを挿し直したときに、そのまま動き出す家電だけが対象になります。電源ボタンを押し直す必要がある家電は、プラグで通電しても動きません。買う前に一度、コンセントを抜き差しして確かめてください。

  • 赤外線リモコンのある家電を書き出したか
  • コンセントの入切だけで動く家電を確かめたか
  • 本体ボタンだけの家電を分けたか

Wi-Fiの条件を先に確認する

スマートホーム機器の多くは2.4GHz帯のWi-Fiにつながります。5GHz帯だけを使う設定になっていると、設定の途中でつまずきます。ルーターの設定画面で2.4GHz帯が有効になっているかを、先に見ておいてください。

設置したい場所に電波が届くかも確認します。玄関先や物置のように、ルーターから遠い場所は電波が弱くなりがちです。スマホをその位置に持っていって電波の状態を見ると、おおよそ判断できます。

また、外出先からの操作にはインターネット接続が要ります。回線が切れている間は、スマホからの操作もできません。停電や回線障害の間も動いてほしい機能があるなら、その機種がオフラインで何をするかを販売ページで確認してください。

  • ルーターの2.4GHz帯が有効か
  • 設置したい場所に電波が届くか
  • 回線が切れたときの動作を確認したか

「対応」の中身は機種ごとに違う

スマートスピーカーや他社アプリからの操作は、その機種がその規格に対応している場合にできることです。Matterに対応している機種は、対応するスマートホームアプリからまとめて扱えます。対応していない機種は、メーカーごとのアプリを使い分けることになります。

「Alexa対応」と書かれていても、できる操作の範囲は機種によって変わります。買う前に、やりたい操作がその機種の説明に書かれているかを見てください。複数メーカーの機器を混ぜる予定があるなら、Matter対応の有無を先に決めておくと、あとで揃え直さずに済みます。

赤外線家電には、もう1つ特有の制約があります。赤外線は信号を送りっぱなしなので、実際に電源が入ったかどうかを機器側が知る手段がありません。「消したつもりが消えていない」が起こりうる、という前提で使ってください。

  • 使っているスマートスピーカーに対応しているか
  • Matter対応を揃える必要があるか
  • やりたい操作が説明に書かれているか

QUICK COMPARISON

比較表

始め方対象になる家電補足・価格
1台目:スマートリモコン赤外線リモコンのある家電エアコン・テレビ・照明いま家にあるものをそのまま使えます。5,980円から。
2台目:スマートプラグリモコンのない家電扇風機・電気毛布・間接照明コンセントの入切だけで動く家電に限ります。1,400円から。
3台目:ネットワークカメラ見たい対象が決まってから留守中のペット・高齢の家族録画の保存先で月額が変わります。3,980円から。
買い替えが要るもの赤外線リモコンのない家電本体ボタンだけの家電スマートリモコンでもプラグでも動かせないため、本体の買い替えになります。

HOW TO DECIDE

スマートホームは何から始める?1台目・2台目の順番

  1. 1
    1台目はスマートリモコン。家電を買い替えずに済む

    スマートホームは家電を全部買い替えるものではありません。エアコン、テレビ、照明のように赤外線リモコンで動く家電は、スマートリモコンを1台置くだけでスマホと音声から操作できるようになります。最初にここから入ると、追加の出費がハブ1台ぶんで済みます。センサーが要らないなら5,980円から始められます。エアコンの機種選びから見直したい場合は、エアコンの記事も合わせて読んでください。

  2. 2
    2台目はスマートプラグ。リモコンのない家電を拾う

    扇風機、電気毛布、間接照明のように、赤外線リモコンがなくコンセントの抜き差しで動く家電は、スマートプラグで入切できるようになります。1,400円からと安いので、まず1個試すのに向きます。消費電力を記録できる機種を選ぶと、その家電が何W使っているかも見えます。ただし電源そのものを切るので、切られると困る家電には使えません。

  3. 3
    カメラは、何を見たいかが決まってから

    ネットワークカメラは「留守中のペットの様子を見たい」「別居の家族の部屋を見たい」のように、対象がはっきりしてから買うほうが失敗しません。目的が決まると、必要な画素数、首を振る必要があるか、録画を残すかが自動的に決まるためです。留守番中のペットの環境づくりから考えたい場合は、ペット向け家電の記事も参考にしてください。

  4. 4
    自動化は、あとから足せばよい

    「暑くなったらエアコン」のような自動化は、センサーを持つ機種か、別売りのセンサーが必要です。最初から上位機を買わなくても、あとで温湿度計を足せば同じことができます。まずスマホから操作できる状態を作り、実際に使ってみて足りないと感じたところだけ足していく順序が、いちばん無駄が出ません。

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最初の1台に向くスマートリモコン・プラグ・カメラを比較

SwitchBot スマートリモコン ハブミニ Matter対応 W0202203
赤外線の集約に絞った1台

SwitchBot スマートリモコン ハブミニ Matter対応 W0202203

まず赤外線リモコンをスマホにまとめたいだけの人

  • 内蔵センサーを持たず、赤外線家電の集約に機能を絞っている
  • 65×65×20mm・36gと、掲載品のなかでは置き場所を選びにくい大きさ
  • Matterに対応し、対応するスマートホームアプリ側からも扱える
  • 型番:W0202203
  • 内蔵センサー:なし
  • 表示部:なし
  • 接続方法:Wi-Fi

温度や明るさをきっかけにした自動操作はできません。「暑くなったらエアコンを入れる」をやりたい場合は、センサーを内蔵したハブ2かハブ3、または別売りの温湿度計が必要です。

4,880円 税込楽天で見る
SwitchBot プラグミニ W2001400
出力1500W・消費電力の記録あり

SwitchBot プラグミニ W2001400

つないだ家電が何W使っているかを見たい人

  • 出力1500Wで、掲載品のなかでは大きめの家電まで受けられる
  • 消費電力の統計をアプリで見られる(何W使っているかを機器ごとに把握できる)
  • Wi-FiとBluetoothの両方に対応し、PSE取得済と販売ページに明記
  • 型番:W2001400
  • 消費電力の記録:あり
  • 接続方法:Wi-Fi/Bluetooth
  • 本体サイズ:約70×39×59mm
  • 本体重量:約70g
1,980円 税込楽天で見る
SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MP
300万画素・水平360°

SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MP

まず1台、留守中の部屋を見られるようにしたい人

  • 300万画素/2Kで、水平360°・垂直115°まで首を振れる
  • microSDカード(別売り)は256GBまで対応。クラウドを契約しなくても本体に録画できる
  • レンズが本体内部に回って下を向く、物理的なプライバシーモードがある
  • 画素数:300万画素(2K)
  • 使用環境:室内
  • クラウド:有料(1台 月890円/年8,900円・事前申し込み制)
  • ナイトビジョン:モノクロ
  • 給電方式:USBケーブル
3,582円 税込楽天で見る

CAUTIONS

スマートホームを始める前に確認したいこと

  • 赤外線リモコンのない家電は、スマートリモコンでは操作できません。メーカー・機種によっては赤外線家電でも学習できないことがあります。
  • スマートプラグは電源そのものを切ります。冷蔵庫、録画中のレコーダー、通信機器など、切られると困る家電には使わないでください。
  • スマートプラグには流せる電力の上限があります。発熱する家電をつなぐ前に、家電側の消費電力と機種の定格を確かめてください。
  • ネットワークカメラは、録画の保存先で維持費が変わります。本体のmicroSDは買い切り、クラウドは月額です。
  • カメラを置くときは、同居している家族に設置場所と向きを伝えてください。屋外や窓際に向ける場合は、隣家や通行人が入らない画角にしてください。
  • 対応するスマートスピーカー・アプリ・規格は機種ごとに違います。「Alexa対応」の中身は販売ページの記載で確認してください。

FAQ

スマートホームの始め方のよくある質問

スマートホームは何から始めるのがよいですか?

スマートリモコンです。いま家にあるエアコン・テレビ・照明のように赤外線リモコンで動く家電を、そのままスマホと音声から操作できるようになります。家電の買い替えが要らないため、最初の出費がハブ1台ぶんで済みます。センサーの要らない機種なら5,980円から始められます。

家電を買い替える必要はありますか?

赤外線リモコンのある家電と、コンセントの入切だけで動く家電は、買い替えずに使えます。本体のボタンでしか動かない家電だけは、スマートリモコンでもプラグでも動かせないため、本体の買い替えになります。

スマートプラグは何に使えますか?

扇風機、電気毛布、間接照明のように、コンセントに通電すればそのまま動き出す家電の入切に使えます。電源ボタンを押し直す必要がある家電は、通電しても動きません。買う前にコンセントを抜き差しして確かめてください。

最初から高いモデルを買ったほうがよいですか?

やりたい自動化が決まっていなければ、必要ありません。スマートリモコンの価格差はほぼ内蔵センサーのぶんで、赤外線家電を操作する機能はどの機種にもあります。あとから温湿度計などを足して機能を広げられるので、まず安い機種で使い方を確かめる順序で構いません。

カメラはいつ買えばよいですか?

留守中に何を見たいかが決まってからで構いません。対象が決まると、必要な画素数、首を振る必要があるか、録画を残すかが自動的に決まります。先に買うと、使わない機能に払うことになりがちです。

月額料金はかかりますか?

スマートリモコンとスマートプラグは、現時点で基本機能に月額がかからない機種が中心です。ネットワークカメラは、クラウドに録画を残す場合だけ月額がかかります。本体のmicroSDカードに残す方法を選べば、カードの買い切りで済みます。

Wi-Fiは何を確認すればよいですか?

2.4GHz帯が有効になっているかと、設置したい場所に電波が届くかの2つです。多くのスマートホーム機器は2.4GHz帯につながるため、5GHz帯だけの設定になっていると設定の途中でつまずきます。

複数メーカーの機器を混ぜても使えますか?

Matterに対応した機種どうしなら、対応するスマートホームアプリからまとめて扱えます。対応していない機種はメーカーごとのアプリを使い分けることになります。混ぜる予定があるなら、Matter対応の有無を先に決めておくと揃え直さずに済みます。

METHOD

この記事の作り方

メーカー・販売店が公開する型番、容量、寸法、機能を確認し、購入前の判断順に編集しています。実機を試していない商品を「検証済み」とは表記していません。

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