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行動ガイド ─ 防災

避難所での
過ごし方

いちばん多い体調の崩し方は、動かないことと水を控えることから来ます。この2つを避けるために、意識して歩き、水は控えないでください。

くらし選び帖編集部公開 2026年7月23日更新 2026年9月13日床に直接寝ない
意識して動く(1つめ)を表す画像
1つめ

意識して動く

狭い場所で長く座り続けると、足の静脈に血栓ができやすくなります。時々立ち上がって歩く、足首を動かす、ふくらはぎをもむ。時間を決めておくと続きます。

間隔
1〜2時間おきに立つ
水を控えない(2つめ)を表す画像
2つめ

水を控えない

トイレが使いにくいと水分を我慢する人が増えますが、水分不足は血栓のできやすさに直結します。携帯トイレを持っていくと、我慢する理由が減ります。

注意
我慢しない携帯トイレで代替する

THE CHAIN

体調は、この順番で崩れます

避難所での不調は、けがより生活環境から来るもののほうが多くなります。しかも入口はトイレです。使いにくいと水分を我慢し、そこから連鎖が始まります。

崩れ方の連鎖と、断ち切る場所厚生労働省がエコノミークラス症候群の予防を呼びかけています

トイレが 使いにくい 水分を 我慢する 血液が 濃くなる 狭い場所で 座り続ける 足の静脈に 血栓ができやすい 断ち切るのはこの2つ ① 水を控えない(携帯トイレを持っていく) ② 1〜2時間おきに立って歩く・足首を回す
トイレの回数を減らすために水を減らす、という判断がいちばん危ない選択です。意識しないと動かないので、時間を決めておくと続きます。家族どうしで声をかけ合うのが確実です。

QUICK COMPARISON

比較表

困りごと現地でできること持っていくと変わるもの
眠れない床に直接寝ない。敷物を使う耳栓・アイマスク・薄手の毛布
トイレが使いにくい水分は控えない携帯トイレ・ウェットティッシュ
体が固まる1〜2時間おきに立って歩くはき慣れた靴・厚手の靴下
着替えられない運営に仕切りを相談する大きめのタオル・上から着られる服

HOW TO DECIDE

選ぶ順番

  1. 意識して動く

    狭い場所で長く座り続けると、足の静脈に血栓ができやすくなります。時々立ち上がって歩く、足首を動かす、ふくらはぎをもむ。意識しないと動かないので、時間を決めておくと続きます。

  2. 水を控えない

    トイレが使いにくいと水分を我慢する人が増えます。ところが水分不足は血栓のできやすさに直結します。トイレの回数を減らすために水を減らす、という判断がいちばん危ない選択です。

  3. 床に直接寝ない

    床は冷たく硬く、ほこりも舞います。簡易ベッドが用意されていれば使ってください。無い場合も、段ボールやマットを敷いて床から離れるだけで、体力の減り方が変わります。

  4. 持っていくものは、現地に無いものを優先する

    水や毛布は届くことがありますが、常備薬とお薬手帳の写しは代わりが利きません。耳栓とアイマスクは、眠れるかどうかを大きく変えます。

  5. 在宅避難という選択も残しておく

    建物が安全で、浸水や土砂災害の危険が無いなら、自宅にとどまるほうが負担が小さいこともあります。ただし水・トイレ・電源が数日分あることが前提です。

CHECKLIST

持っていくと差が出るもの

  • 常備薬とお薬手帳の写し
  • 眼鏡・コンタクトの予備
  • 耳栓とアイマスク
  • 携帯トイレ
  • はき慣れた靴と厚手の靴下
  • 大きめのタオル

CAUTIONS

使うときの注意点

  • 水分を控えないでくださいトイレを我慢するために水を減らすと、血栓ができやすくなります。厚生労働省がエコノミークラス症候群の予防を呼びかけています。
  • 長時間同じ姿勢を続けない時々立って歩き、足首を動かしてください。座っているときもふくらはぎを動かします。
  • 困っていることは早めに伝える仕切りや別室が用意されることもあります。我慢して黙っているより、運営側に相談したほうが解決します。
  • 避難所の設備は場所によって違います現地の案内に従ってください。この記事は一般的な整理です。

FAQ

よくある質問

避難所でいちばん気をつけることは何ですか

動かないことと、水分を控えることです。狭い場所で座り続けると足に血栓ができやすくなり、エコノミークラス症候群と呼ばれる状態になります。厚生労働省が予防を呼びかけています。

トイレが使いにくいときはどうしますか

水分を控えるのは避けてください。回数を減らすために水を減らすと、血栓のリスクが上がります。携帯トイレを持参する、運営に相談するなど、水を減らさない方法を先に考えてください。

持っていくと役に立つものは何ですか

常備薬とお薬手帳の写し、眼鏡の予備、生理用品など、代わりが利かないものが最優先です。そのうえで耳栓とアイマスクがあると、眠れるかどうかが変わります。

床に寝るしかないときはどうしますか

段ボールや敷物を使って、床から少し離れてください。床は冷たく硬く、ほこりも舞います。簡易ベッドが用意されていれば使ってください。

プライバシーが確保できないときは

運営に相談してください。仕切りや別室が用意されることもあります。我慢して黙っていると、着替えや授乳ができず、体調を崩す入口になります。

避難所に行かない選択はありますか

建物が安全で、浸水や土砂災害の危険が無いなら、在宅避難という選択もあります。ただし水・トイレ・電源が数日分あることが前提です。足りないまま残ると、途中で外へ出ることになります。

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PRIMARY SOURCES

確認した一次情報

避難所の設備や運営は場所によって違います。現地の案内に従ってください。体調に不安があるときは、避難所の救護担当や医療機関に相談してください。

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